Moon Letters

境界線のむこう側

4日連続夜勤、無事終了。本当は朝9時で終わるはずだけど申し送りして、配置換えして、シフト組んで、書類を作って、気付けば施設を出たのは午後2時。まあ、そんな日もある。責任者って、「誰かがやらないと回らないこと」を拾う仕事だから、そこはもう仕方...
Moon Letters

ここでいい。ここがいい。

完成した麻紐を眺めながらふと思った。わたしはずっと、「ここじゃないどこか」を探していたんだなって。最初はちゃんとね。色の配合を記録していたんだ。でも気付いたらもう、感覚のまま色を足していて、何を混ぜたのかわからなくなっていた。だけど、それで...
Moon Letters

秘密基地で、糸を染める。

Still Moonには、立派なアトリエはありません。窓際の小さなスペースに、好きなものを少しずつ集めて、気付けば秘密基地みたい。植物。絵本。ドライフラワー。夜空みたいな色たち。その隙間に、紙コップやペットボトルを並べて、今日は麻紐を染めて...
Moon Letters

ちゃんと方向をしめしてる。

モノクロだった時間は鮮やかに咲き誇り
Moon Letters

星のおまもり

今宵、小さな星が生まれました。まだ試作だけれどこの子たちは“おまもり”なのかもしれません。だって。夜の中でも、ちゃんと星は在る。どうしようもなく不器用で愛しい子たち。
夜の標本室

Dawn of the Equinox

春分の朝。星空庭園にはまだ夜の名残が静かに漂っていました。空は完全な朝でもなく、完全な夜でもない。そのあいだのやわらかな色。ルーは小さく息をついて椎の木の下に座っていました。「今日は、少しちがうね」風がそう答えるようにやさしく葉を揺らします...
夜の標本室

夜明けの船

立春月の海をこえて夜明けの海をゆくわたしの船まだ静かな朝だけど空気が少し変わった気がしています。
夜の標本室

透明な休息

ゆらゆら揺れる水面に映る透明な世界。
夜の標本室

影をたどる

揺れる影は水面へ伸び触れられない線が夜の庭を静かに分ける。
夜の標本室

小さな銀河

水の上に映った星たちは鏡のように夜を抱えて見つめると時間が溶けてゆく。